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第199回 BPIA研究会『目からウロコ〜!』 (2025/9/30)

  • miwabpia
  • 2025年9月5日
  • 読了時間: 9分

更新日:2025年10月2日

一輪の花から百花繚乱 - 人を大切にする経営 -


講師:

株式会社LIVENT 代表取締役  三上 力央


◾️ 開催レポート ◾️

参加者のコメント


⚫︎ 伝えると伝わるは大きな違いがあり、そこにこそリーダーとしての資質が問われる。


⚫︎ お話を通して、経営者としての覚悟や責任、意思決定の重さを思い知らされました。「理解できました」と言うには到底おこがましい、こればかりは経験しないとわからないほどの葛藤や苦悩があったのだろうと感じる、壮絶なお話でした。

今自分は企業準備中で、ゆくゆくは事業責任者、事業化になるキャリアを目指していますが、その覚悟が揺らぐかもしれないほどのインパクトでした。


⚫︎ 失敗項目 ①目の前のことで必死、②数字優先、③他責は自分に当てはまるところがあり、失敗する可能性が高く、改善していく必要がある。


⚫︎ プロジェクト推進において、成果物やKPI達成に目が行きがちですが、まず「メンバーが成長実感や誇りを持てる場を作ること」が成果の前提になると気づきました。特に、承認や感謝を言語化する仕組みを意識的に組み込むことは、コンサルティングの現場でも応用可能だと感じました。


⚫︎ 価値はお客様が決める。既存の価値がお客様の価値だとは限らない。


⚫︎ 差別化された状態とは何か?を実感したこと: 冒頭、三上さんの自己紹介に入る前の会社紹介を見た時に、「大切な人や自分の葬儀はLIVENTさんにお願いしたい」という気持ちになりました。

ここで、真に差別化ができているビジネスというのは、たった1分の説明や1枚のスライドで「利用したい/買いたい気持ちにさせられる」ことだと気付きました。事実として、競合よりも効用が高いだけではなく、それを一瞬で伝えられるレベルに加工する必要があるのではないでしょうか。


⚫︎ 魅力的なストーリーを語るには、まず自分の存在理由とビジョンが必要ということ: 参加以前は、顧客獲得には「魅力的なストーリーを語れるといい」というくらいの認識でした。本日のお話を伺って、まず語り手が自己の存在理由/ビジョンを明確にしていなければいけないと気付きました。その上で、事業のストーリーに共通項を見出して、初めて人を動かせるようなストーリーへと進化するのだと考えています。


⚫︎ 形式的な正しさよりも「ストーリーの一貫性」を大切にすること。

花葬儀の事業そのものもそうですが、三上氏が「自己理念に立ち返り再起したこと」もまた、揺らがない核に立ち返ったからこそのストーリーだと感じました。

仕組みや物理的な要素は時代に合わせて最適化しつつも、「ストーリーの核は変化させない」。これはブランディングで大切にされる「アトラクティブ」にも直結すると思います。

また、自身のブランディング業務には、『顧客が抱える「言葉にならない違和感や後悔」を解消』し『「最後の瞬間までストーリーが続いている」と感じられる体験を提供する』こと、が大切なことだと、書籍や形骸化した知識よりも深く理解できました。


⚫︎ 自分が満たされること、幸せになることから目の前の人を幸せにし、周囲を幸せにし、お客様へ、社会へと伝播していく。LIVENTに入社する前はまったく気づくことができない考え方でしたし、自分の近しい人物でそれに気づいていた人間はおそらくいなかったでしょう。特に自分の母親はそれとは真逆の考え方に縛られていたため、結果として誰も信じず、人が遠ざかっていく環境を自ら作り上げてきました。


⚫︎ 失敗を失敗にしてしまうか、成功への学びとするかは、その人次第、と強く感じました。

債務超過の原因は、直接ご本人に関係のない不幸な出来事に思えますので、他人や環境を恨んでつぶれてしまっても決して不思議ではない状況だったと思います。

また、認める、受け入れる、素直な気持ちが、失敗を成功への1ステップに変えることのできる資質であると学びました。


⚫︎ お互いの承認の場や表彰制度を設ける、全員が活躍できる場や経営参画の機会を作る、について、弊社でも近しいことをやっていますがもっと踏み込まないといけないと思った次第です。売上・粗利の詳細は公開していますが、営業利益までは公開しておらず、高い次元で徹底しておられる点は実に学びと刺激になりました。


⚫︎ 言語化することの大切さ

理念唱和のお話を聞いた時、失礼ながら少しびっくりしてしまったのですが、作った理念を文章にしていつでも読めるようにし、更にそれを声に出して音として理解することで、イメージも付随するのでより強化されるのだと感じました。

私が今いる組織において「何のために存在しているのか」「今後どのような道を進んでいくのか」などについて、トップからのメッセージとしてはあるものの、組織が大き過ぎて全く自分事として捉えられていないと感じました。だからこそ、そのトップメッセージから自分たちのチームではどうするのか、を小さく考えていきたいと思いました。

また、自分自身の理念を作ってみようと思いました。


⚫︎ 理念を浸透させるために全社員向けに対面で思いを伝えるということをしています。

短期的な手ごたえを感じにくいのですが、継続して実践していこうと思います。

理念の浸透度を客観的にチェックするというのはあまり考えたことが無かったので参考になりました。


⚫︎ 経営計画書という自分の想いや、やりたい事の言語化、文章として残し、常に共有し合うということはお手本にしたいと思いました。


⚫︎ サンクスカードを手書きで書かれているのがとても素敵だと思いました!「自分の職場もあんな風にカードを書き合ってお互いを高められる環境になったらいいなぁ」と思ってしまいましたが、そう思ったならまず自分から初めてみる、と言うことを大切にしようと思いました。


⚫︎ 「見たことがないものは、存在しないも同様」ということを再確認しました。見学、ベンチマーキングは行動変容の基本であろうかと思います。


⚫︎ 業界の特徴として、周囲から反対されやすく賛同を得難い点、世間の動向や評判に左右されやすい点、パンデミックや業界ルールに影響される点などなど、極めて経営が不安定になりやすいと思われますが、これを乗り越えて成功されたことは素晴らしいと思います。人がビジネスの重要要素となることからは、今後もいろいろな試練が来る可能性も考えられますが、現在やられている種々のアプローチから、そのリスクも最小限に抑えられるものと思います。経営におけるキャッシュの大切さを認識できる場ともなりました。


⚫︎ 最後の方で「以前は苦しい時期の話をするのが恥ずかしくて」と話されていましたが、過去の辛い体験や、自分の至らない点を話す事はとても抵抗感があると思います。つい言い訳を挟みたくなってしまう所も包み隠さず話されているお姿をみて、三上さんが本気で向き合ってこられたからこそ伺えたお話なんだなと感じました。このご経験を共有してくださったことを大変ありがたく思います。


⚫︎ 数字を追い続ける経営では一時的に成長しても、持続的には組織も人も疲弊するという点です。「人を大切にする」という理念を経営の土台に置くことで、結果的に数字もついてくる、という逆転の発想が非常に印象的でした。


⚫︎ 冒頭に「『知ってる〜』を外して聞いてみましょう」と説明がありましたが、今回は本当に「知ってる〜」事が全くないお話でした。でも、「もし自分がその立場になったら」と考えるだけでもゾッとしてしまうような体験を伺えたことで、三上さんがおっしゃっていた個人・組織として「あるべき姿」の5つの項目の大切さを今までで一番深く感じることができました。


◾️ 開催概要◾️

タイトル

『一輪の花から百花繚乱 - 人を大切にする経営 -』

日時

2025年9月30日(火)

18:00〜 アクセス可

18:15〜20:00 研究会

講師

三上 力央 (みかみ りきおう)

株式会社LIVENT 代表取締役

申込方法

BPIA会員以外の方も参加できます。

事前のお申込みが必要です。

下記フォームまたはFacebookイベントページよりお申込みください。

開催方法

Zoom

※参加表明をいただいた方には、後日、開催情報(URL等)をお送りします


【Zoom開催にあたっての注意事項】

※ 表示名は「氏名」にしてください。

 受付時にお申込者リストと照合するため、お名前がわかる状態にしてください。

 表示名がリストと一致しない方は、ご退出いただく場合があります。

※ 参加者の方も「顔出し(カメラON)」でご参加ください。

  移動中等、顔出しができない場合は、事前にご連絡ください。

※ 質問の際以外は、ミュート(マイクOFF)にしてください。

※ 初めてZoomをお使いになる方は、事前にZoomのインストールが必要です。

備考

勧誘・セールス・就職活動等を目的とした方の参加は固くお断りします。


◾️ 講師より ◾️

2002年に起業し、13年で売上が約10億円、社員50名を超えるまでに事業を拡大しました。しかし、その裏側では無理や歪みが積み重なり、気づけば債務超過3億円。理念は形骸化し、自転車操業の連続。数字ばかりを追いかけた結果、会社は倒産寸前にまで追い込まれました。


そんな泥沼の中で気づいたのは「人を大切にする経営」こそが活路だということでした。原点である「縁ある人を幸せにする」という思いを胸に、まず自分自身を変えることから始めました。小さな自己変革の積み重ねが、やがて社員を変え、組織全体の変化へと広がっていきました。


数字を優先すれば会社は崩れる。しかし、人を大切にすると、不思議と数字はあとからついてくる。社員一人ひとりの才能が花開き、百花繚乱のように会社全体が活気を取り戻していきました。


現在は「働きがいのある会社」や「倫理17000」の認定をいただくまでに成長しましたが、まだ道半ばです。


私たちLIVENTは、「想いを永遠に」というミッションのもと、人生に寄り添い、大切な記憶や絆を次世代へとつないでいきます。


今回の講演では、この逆境からの転換プロセスを、具体的な経験を交えてお話しします。


三上 力央 (みかみ りきおう)氏

株式会社LIVENT 代表取締役


昭和48年10月19日生まれ

平成4年 国学院久我山高校卒業(サッカー部に入部)

平成8年 国学院大学経済学部経済学科卒業

平成11年 University of Oregon Innovation&Entrepreneurship学位取得

平成11年9月 PriceWaterhouse入社

平成14年11月 有限会社リベントを設立


結婚式とお葬式事業を同時に立ち上げる。

両業界はパッケージサービスが主流の中、オーダーメイドサービスで話題となり軌道にのる。結婚式は東京、横浜、福岡、お葬式は1都3県に拡大後、倒産の危機に陥る。約3億円の債務超過を乗り越え、理念経営を軸に会社を立て直し、成長への基盤を築く。


現在は「花葬儀®」を起点に、ライフタイムサポートとして相続・不動産・遺品整理、メモリアルジュエリー事業、社会から孤独をなくす50歳以上のマッチングサービス・生きた証を残す「つなごう」を包括した共感エコシステムの構築に取り組み、人生に寄り添う新しい価値の創造を目指している。



■ ナビゲーター

井ノ上 美和

■ 主催

BPIA (ビジネスプロフェッショナルインキュベーション協議会)


 
 

Business Professional Incubation Association

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