top of page

第198回 BPIA研究会『目からウロコ〜!』 (2025/8/26)

  • miwabpia
  • 8月4日
  • 読了時間: 3分
ree

海の火山学:鬼界海底カルデラの研究を例として


講師:

海洋研究開発機構 研究員  浜田 盛久 氏

◾️ 開催概要◾️

タイトル

海の火山学:鬼界海底カルデラの研究を例として

日時

2025年8月26日(火)

18:00〜 アクセス可

18:15〜20:00 研究会

講師

浜田 盛久 (はまだ もりひさ) 氏 海洋研究開発機構 研究員

申込方法

BPIA会員以外の方も参加できます。

事前のお申込みが必要です。

下記フォームまたはFacebookイベントページよりお申込みください。

開催方法

Zoom

※参加表明をいただいた方には、後日、開催情報(URL等)をお送りします


【Zoom開催にあたっての注意事項】

※ 表示名は「氏名」にしてください。

 受付時にお申込者リストと照合するため、お名前がわかる状態にしてください。

 表示名がリストと一致しない方は、ご退出いただく場合があります。

※ 参加者の方も「顔出し(カメラON)」でご参加ください。

  移動中等、顔出しができない場合は、事前にご連絡ください。

※ 質問の際以外は、ミュート(マイクOFF)にしてください。

※ 初めてZoomをお使いになる方は、事前にZoomのインストールが必要です。

備考

勧誘・セールス・就職活動等を目的とした方の参加は固くお断りします。


◾️ 講師より ◾️

日本には111の活火山が認定されている世界有数の火山国です。日本の活火山の約4分の1は海域にあります。海域火山の活動を把握するためには、調査船を用いた調査・研究が不可欠です。鹿児島県にある鬼界カルデラは、これまでに少なくとも3回の超巨大噴火を繰り返してきた火山です。


最新の超巨大噴火は7300年前の縄文時代に起こったアカホヤ噴火で、南九州の縄文人の生活や文化を壊滅させ、遠くは朝鮮半島や日本の関東地方・東北地方まで火山灰を降らせるほどの大きな影響を与えました。鬼界カルデラは、薩摩硫黄島、竹島、そして昭和硫黄島という陸上部分以外は海面下にあり、火山の全体像を直接見ることはできません。本講演では、調査船を用いた調査を行ったからこそ明らかになった海域火山・鬼界カルデラの実像の一端をご紹介いたします。


ree

浜田 盛久 (はまだ もりひさ)

海洋研究開発機構 研究員


1974年山口県下関市生まれ。1999年に東京大学理学部地学科を卒業。2006年に東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程を修了。京都大学、産業技術総合研究所、東京工業大学(現・東京科学大学)などでの研究職を経て、2013年に海洋研究開発機構に入所し、現在に至る。 専門は火山学、岩石学、固体地球化学。伊豆大島や鬼界カルデラなどの海域の火山のマグマに含まれる水、二酸化炭素、硫黄、フッ素、塩素などのガス成分に着目した研究を行っている。これまで8回の研究航海(延べ約200日)に乗船参加した。


『最新地学事典』(平凡社,2024年刊行)の編集委員として、海洋地球科学に関する用語の編集作業に携わった。



■ ナビゲーター

井ノ上 美和

■ 主催

BPIA (ビジネスプロフェッショナルインキュベーション協議会)


 
 

Business Professional Incubation Association

bottom of page