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第208回 BPIA研究会『目からウロコ〜!』 (2026/8/25)

8月2日
読了時間: 7分

更新日:8月28日

『ごみ拾いはスポーツだ!

世界約40か国に広がった日本生まれのコンテンツ』


講師:

一般財団法人日本財団スポGOMI連盟 理事

スポGOMIファウンダー

馬見塚 健一 氏


◾️ 開催レポート ◾️

参加者のコメント


⚫︎ 会社の中でも、「やった方が良いこと」と「やりたくなること」は必ずしも一致しません。

人材育成や教育の取り組みなども、その必要性を説明するだけではなかなか浸透しないことがあります。今回の話を聞いて、人を動かすためには正しさを伝えるだけでなく、参加したくなる仕組みや体験を設計することが重要だと感じました。

また、新しい取り組みは最初から理解されるとは限りませんが、本当に価値があると信じるのであれば、発信と実践を地道に続ける姿勢も必要だと思いました。


⚫︎ PoC(概念実証)の捉え方が変わったことです。馬見塚氏は第1回大会において、「環境が初テーマとなった洞爺湖サミット」というタイミング、開催場所の必然性、コネクション、そして「メディア露出=第三者のお墨付き」という『分かってもらうための装置』を、最初の一手にすべて埋め込んでいました。PoCとは単なる小さく試す検証ではなく、「この仕組みは確実に伝わり、広がる」ことの証明を設計するフェーズなのだと解像度が上がり、スケール前に実施する真の意義が腹落ちしました。


⚫︎ 今新事業を世に出そうとしている身として、先人の素晴らしい実情報を頂きました。

事業自体は「認知さえしてもらえればスケールする」と考えるのは、すべての新事業、新製品、新サービスが同様であると思います。そのうえで、それを具体的に戦略的に、コストや労力、ブランド毀損のリスク等を勘定して、事業ステージ毎に打てる手を順に打っていった実体験をお聞きできたことがとても貴重な価値となりました。


よく、自身のサービスを強く信じて、初動のコストを度外視する新サービス提案を目にします。彼らは口をそろえて、「このサービスは素晴らしいものだから大丈夫!(私は素晴らしいアイディアマンだ!)」と言い、割と初期の事業性に対する打ち手の解像度が低く、ある種狂信的な「アイディアへの信仰」がエンジンになっているケースが多い提案をよく目にします。


ですが、アイディア自体に価値はさほど無く、

本当の価値はそのアイディアが現実的に認知され広まっていく足元をどう立てつけるか、ということであると、お話を聞いてより深く思いました。


⚫︎ 社会課題の解決は、それが正しい活動であるだけでは広がらず、人が自ら参加したくなる仕掛けや体験が重要であることを改めて感じました。

ごみ拾いという昔からある活動を、スポーツという形に変えることで多くの人を巻き込み、世界へ広げていった発想にも感銘を受けました。

また、立ち上げ当初は理解されず批判も多かった中で、その価値を信じて地道な発信と実践を続けたことが現在につながっているという話から、情熱を持って継続することの大切さを学びました。


⚫︎ 「他者に分かってもらうための努力の精度」が自分とは次元が違うと痛感し、まだ自分にもやれる余白があると気づけたことです。


⚫︎ 運営方法や権利に関して柔軟な姿勢をとる、という剛柔の使い分けが長く続けられる秘訣なのだというのも感じました。また「もし自分なら」と考えた時に、「これは絶対に良い」「苦労して広めたものだ」と思ったものは自分の所で囲い込んでしまいたくなると思うので、そこを敢えてオープンにすることでますます「スポゴミ」の名前や活動内容が広がっていき、最終的に望む状態になるのだとわかりました。


規模は全く違いますが、自分が所属するチームに置き換えて考えた時に「持っている知識をどんどん共有していく」ということでより良いチームづくりができるのではないかと考えるヒントをいただきました。


そして自社の担当者は少なく、依頼主にも参画してもらうという形式も、単なる「依頼主と請負会社」という関係性にならず、自発的にイベントを作り上げていく文化を醸成しているのだと感じました。


⚫︎ 参加者が「面白そう!」と思える仕掛けをつくること。  施策や浸透活動を検討する際に、参加者が前向きに取り組みたくなるような仕掛けを取り入れたいです。


⚫︎ 最初ランニング中に「ゴミ拾いにルールを作ってみよう」という発想をされたのが素晴らしいと思いました。ランニングもゴミ拾いも、ルールのあるスポーツも多くの人がやったことがあることですが、それを組み合わせるという発想に至らないのと、更には一時的に思いついてもそれを「ルール」となるまで考え続けるというところまで持っていけない気がしました。

馬見塚さんの持っていらっしゃる「考え抜く、やり続ける、信じ抜く」という力を、私も普段の生活に取り入れたいと思います。


⚫︎ ごみ拾いを単なる善行で終わらせず、スポーツとして展開することで多くの人の参加を可能にしたことです。


⚫︎ 自分が何か新しいことを始めて、それがなかなか広まらない状況を考えると「これは本当にやるべきことなのだろうか」と不安になって周りの良さそうに見えるものを取り入れたりすることで、いずれ軸がブレたり、やる気がなくなってしまう気がするのですが、そうならずに強い気持ちを維持し続けられた秘訣を伺いたいと思いました。


⚫︎ 今進めている自分の新事業について、考え方進め方に確信を持ちました。


⚫︎ 継続は力なり。


⚫︎ NPO領域においては潜在的なスポンサー確保が重要な課題となるが、それを見込んだメディア露出やSNS運用などを戦略的に組み立てていくことが必要


⚫︎ さまざまなチャネルを活用して発信を続けること


⚫︎ 「ルールは楽しさを作る」


◾️ 開催概要◾️

タイトル

『ごみ拾いはスポーツだ!

 世界約40か国に広がった日本生まれのコンテンツ』

日時

2026年8月25日(火)

18:00〜 アクセス可

18:15〜20:00 研究会

講師

馬見塚 健一 (まみつか けんいち)氏

一般財団法人日本財団スポGOMI連盟 理事

スポGOMIファウンダー

申込方法

BPIA会員以外の方も参加できます。

事前のお申込みが必要です。

下記フォームまたはFacebookイベントページよりお申込みください。

開催方法

Zoom

※参加表明をいただいた方には、後日、開催情報(URL等)をお送りします


【Zoom開催にあたっての注意事項】

※ 表示名は「氏名」にしてください。

 受付時にお申込者リストと照合するため、お名前がわかる状態にしてください。

 表示名がリストと一致しない方は、ご退出いただく場合があります。

※ 参加者の方も「顔出し(カメラON)」でご参加ください。

  移動中等、顔出しができない場合は、事前にご連絡ください。

※ 質問の際以外は、ミュート(マイクOFF)にしてください。

※ 初めてZoomをお使いになる方は、事前にZoomのインストールが必要です。

備考

勧誘・セールス・就職活動等を目的とした方の参加は固くお断りします。


◾️ 講師より ◾️

2008年に誕生した「スポGOMI」という、ごみ拾いをスポーツとコンバインした日本生まれのニュースポーツ。

活動当初は全く理解されず、「ふざけたごみ拾い」と批判すら浴びていた活動が、今や本人も驚くほどのスピードで世界に広がりつつある。

これまでの歩みと、これからの目指す未来についてお話しさせていただきます。


馬見塚 健一 氏

一般財団法人日本財団スポGOMI連盟 理事

スポGOMIファウンダー


1967年鹿児島県生まれ。

大手広告代理店の営業からプランナーへ転身し、2006年に環境とスポーツをデザインするブランディング集団「まわるプロジェクト」を設立。「ap bank」の連携先として「ごみは幸せの抜け殻 mawarufukuro」という利益還元型のゴミ袋を発表。2009年、一般社団法人日本スポGOMI連盟を設立。

ごみ拾いという社会貢献活動にスポーツの要素を取り入れた「スポGOMI大会」を主導し、「スポーツで、国や地域の社会課題を解決する。」をテーマに活動を拡大。

現在の活動の前身となる一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブを設立し、代表に就任。スポGOMIをより広く世界へ普及すべく、2025年4月、一般財団法人 日本財団スポGOMI連盟が設立され、常務理事に就任した。



参考サイト:


◾️ 第118回 目からウロコの「新ビジネスモデル」研究会(2018/2/27) 『スポーツの新しい価値観から生まれる、コーズ・リレーテッド・マーケティング

講師:馬見塚 健一 氏 


■ ナビゲーター

井ノ上 美和

■ 主催

BPIA (ビジネスプロフェッショナルインキュベーション協議会)


 
 

Business Professional Incubation Association

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