第206回 BPIA研究会『目からウロコ〜!』 (2026/6/30)
更新日:8月11日

『セレンディピティからイノベーションをサステイナブルに生み出す場づくりの歩みと挑戦』
講師:
株式会社Social Impact 代表
弦本ビル株式会社 CPO (Chief Philosophy Officer)
櫻井 翼 氏

◾️ 開催レポート ◾️
参加者のコメント
⚫︎ セレンディピティというと偶然の出会いのように捉えていましたが、実際にはコンセプト、タイムライン、店長の役割、スタッフの関わり方など、かなり丁寧に設計されているという点が大きな気づきでした。
偶然を生み出すためには、ただ人を集めるだけではなく、会話に入りやすくする仕掛けや、場の質を保つカルチャーが必要なのだと感じました。
また、毎日小さく仮説検証を重ねられる場があることは、事業づくりや人の成長にとって非常に大きな価値だと思いました。
偶然は偶然のまま待つものではなく、設計と継続によって起こりやすくできるものなのだと感じました。
⚫︎ 挑戦者と支援者が循環し、相互に価値を創出し合う構造の具体例を学べたことが大きな価値でした。また、「強固でブレないコンセプト(軸)」を固定しながらも、「日替わり店長という柔軟性(余白)」を持たせることで、間口を広げてパイを大きくしていく運営手法に示唆を得ました。
一見相反するように見える「固定」と「柔軟性」の両立は、最初の6か月の徹底した仕組み化・投資という「固い準備」があったうえで成立していることにも気づきを得ました。
⚫︎ 会議やプロジェクトにおける「タイムライン」への意図の組み込みです。これまでグランドデザインには時間をかけていましたが、フラペンの「入店前の説明から乾杯、自己紹介による可視化」という緻密なタイムライン設計を聞き、社内会議やプロジェクトの活性化にも全く同じ仕組みが応用できると感じました。
もう一点は、「管理者層」の役割分解です。一人の優秀なマネージャーに依存するのではなく、業務を切り分けて複数人で担当させる組織設計は、自社の業務プロセスにも取り入れたいです。
⚫︎ 自社でも、部門や役割を越えて人がつながり、新しい発想や挑戦が生まれる場をもっと意識的に設計する必要があると感じました。
ただ場を用意するだけでは不十分で、何のための場なのかというコンセプトを明確にし、それに合う人や行動が自然に残っていくようなカルチャーづくりが重要だと思います。
また、マニュアルのような形式知と、現場で感じる暗黙知を往復させながら熱量を伝えていく点は、組織運営や若手育成にも応用できると感じました。
⚫︎ その人が実現したい事とその人の人柄に一貫性があることが大事ということ
櫻井さんの話されている感じが、多大なる苦労があったにも関わらずどこかリラックスしているようで、なんだかワクワクする未来を手繰り寄せている(必死に作っていっている感じではない)風に感じ、その空気感が将来作りたい街の構想にとてもマッチしていると感じました。そうすると街はまだないものの、イメージが膨らんで人が集まってくると思いました。
一方でそのゆったりとした感じの裏側に、膨大な量のインプットがあり、日中の本業があり、毎日Barでの仮説検証があり・・・とやはり、偶然出来上がったものではなく、緻密な検証と地道な努力が土台にあることも伝わってきました。
⚫︎ お話の中で「マニュアルづくりを徹底した」「バーでの標準タイムラインを作成してある」とあったように根幹の部分を明確にしていることで場のクオリティ担保にも繋がっているのだと感じました。最初が肝心、だけどその肝心な最初を作るには実際に試すことも大事だと感じました。また、文字のマニュアルだけでなく、実際にそれを体現している場を作れているというのは本当に素晴らしいと思いました。
⚫︎ フラペンを半年で持続可能な仕組みにして行ったお話は、ある意味、新規事業を成功させた話と同じで、参考になりました。特に、提供価値をマネタイズする工夫やマニュアル化が単なる現場での実行・マニュアルとの往復でスタッフの対応の質が上がっていくなど参考にしたいと思います。
⚫︎ 少ない人数で運営するのではなく、フィロソフィーを共有しながら、日替わりで店員・店長を配置することで効率化と収益性を目指したことは参考になりました。
⚫︎ 人との出会い、交流する場を作る熱量に、まずは、感心しました。その上で、経済的にも機能的にも、うまく回る仕掛け・ノウハウを、仮説検証で蓄積していき、成功モデルとしていく、知恵と実行力が備わるのだなと感銘しました。
⚫︎ 偶然、半年後の全社員ミーティング、ならびにオフィスでイノベーションにつながる会話のできる場所の検討をしておりましたが、その参考とさせていただきます。
⚫︎ フラペンと比較して自分の会社のコミュニティ、場づくりの特徴を掴めた。
⚫︎ 会話の状況を作り出す流れを作るノウハウが大変参考になりました。
⚫︎ 交流会などのイベントに多く参加しているが、主催する立場ではほとんど参加していない。今後、開催する場合にどういう点を考慮すべきかポイントを知ることができた。
⚫︎ 熱量の高いうちにとにかく仮説検証を繰り返し、それを明文化する事が重要だと改めて感じました。
⚫︎ そもそもですが、外の人の話を聞くことがほとんどなかったので、話を聞きに行くっていうことをしたいと思います。
◾️ 開催概要◾️
タイトル | 『セレンディピティからイノベーションをサステイナブルに生み出す場づくりの歩みと挑戦』 |
日時 | 2026年6月30日(火) 18:00〜 アクセス可 18:15〜20:00 研究会 |
講師 | 櫻井 翼 (さくらい つばさ)氏 株式会社Social Impact 代表 弦本ビル株式会社 CPO (Chief Philosophy Officer) |
申込方法 | BPIA会員以外の方も参加できます。 事前のお申込みが必要です。 下記フォームまたはFacebookイベントページよりお申込みください。 |
開催方法 | Zoom ※参加表明をいただいた方には、後日、開催情報(URL等)をお送りします 【Zoom開催にあたっての注意事項】 ※ 表示名は「氏名」にしてください。 受付時にお申込者リストと照合するため、お名前がわかる状態にしてください。 表示名がリストと一致しない方は、ご退出いただく場合があります。 ※ 参加者の方も「顔出し(カメラON)」でご参加ください。 移動中等、顔出しができない場合は、事前にご連絡ください。 ※ 質問の際以外は、ミュート(マイクOFF)にしてください。 ※ 初めてZoomをお使いになる方は、事前にZoomのインストールが必要です。 |
備考 | 勧誘・セールス・就職活動等を目的とした方の参加は固くお断りします。 |
◾️ 講師より ◾️
【一人一人の可能性をもっと世の中に】をメインコンセプトに、可能性を活かすビル”新弦本ビル”を実現させるために、活動してまいりました。
ご縁も重なり、現在【セレンディピティからイノベーションをサステイナブルに生み出す】をコンセプトにイノベーションを生み出すことを目指し、八重洲×日本橋にて”THE FLYING PENGUINS“という1日店長制のBARを運営しております!
ビルの実現へと目指す中で、出会った”THE FLYING PENGUINS“(通称フラペン)の歩みと挑戦についてお話させていただければ幸いです!
よろしくお願いします!

櫻井 翼 氏
株式会社Social Impact 代表
弦本ビル株式会社 CPO (Chief Philosophy Officer)
社会に善い事業が生まれる最高の環境を世に届けるために社会変革者の街を共創するというビジョンを掲げ、現在は誰もが可能性を拓ける持続可能な仕組みを備えた新弦本ビルの設立を目指し、活動中。
外資系企業の新卒中途向けの採用支援、成長企業の採用支援事業、ホラクラシー組織への研修提供、起業家コミュニティの運営、スタートアップ拠点の代理運営など多岐に渡る活動を展開している。
立命館大学体育会サッカー部に所属し、教育変革のために文科省、総務省、内閣府を目指すが、10年に1回しか進めたい政策を実現する機会がないことを知り、民間就職を目指し、関西学院大学社会学研究科に進学。300万出資を受け、起業家育成コミュニティを立ち上げ、その教訓を活かして修士論文を執筆し、日本学生支援機構特大生となる。
新卒でリクルートマネジメントソリューションズに入社し、営業職、研究職を経て独立。ベンチャー企業で人事責任者、プロダクト開発を担う役員として活動後、株式会社Social Impactを設立し、現在に至る。
※詳細プロフィールは以下のURLをご覧ください
■ ナビゲーター
井ノ上 美和
■ 主催
BPIA (ビジネスプロフェッショナルインキュベーション協議会)
