ビジネスプロセス革新協議会
研究内容
これからの日本企業に求められるモデル、組織や情報共有のあり方を探る
「21世紀型情報システムを考える-20世紀からの決別-」 研究会
趣旨

日本企業や日本人は、新しい技術の開発、洗練や、モノづくりの 効率化など、いい方は悪いが"ハウツーもの"に専念し、国内で のし烈な競争を通じて国際的な競争力を確保してきました。製造輸出立国のもと、政府、製造業、公共事業、地方行政といった中核システムを通じて、中央経済から地方経済にまんべんなく富が行き渡る構造が、その成果です。

しかし、今日では地球全体のネットワーク化の進行で、コミュニ ケーションや情報流通が組織だけでなく国境をも越える、いわゆる"情報のフラット化"が進んでいます。

諸外国は、90年代中ごろから、この新しいパラダイムへ向けて動いてきましたが、日本社会システムはいまだ、その流れに乗っておらず、旧来からの強さが制度疲労を起こしているようにみえます。

この事実を端的に示しているのが、情報システムのあり方やその使い方でしょう。未だに個別業務の合理化、効率化の域を出ておらず、情報システム、あるいは情報技術がもたらすはずの、本質的な情報活用の高度化やコミュニケーション力の拡大といった果実を享受している企業や組織、人はほとんどいないと言っても過言ではありません。

リアルタイムのオンライン情報群を「情報の海」と呼ぶなら、誰もが時間、空間を超えて情報の海から必要な情報を入手できる時代には、横方向へのコミュニケーションは非効率であるとした従来の縦型コミュニケーションの仕組から決別し、現場の、組織フレームを超えた自律的、自発的な視点による横へのコミュニケーションを育む組織運営へと転換する必要があります。

本研究会では新しい社会の流れに対応するための;

  1. 情報システムのあり方
  2. 情報システムの使い方

について、フレームモデルを用いて検討し、現状をそこへ持ってゆくための道筋を探求する。

関連URL
「ビジネスモデルを考えるにあたって」(山田博英氏講演録)

フレームモデル

行動を意味づけるフレーム

方法
  1. 情報の海とフレームモデルを組織運営モデルとして検討し、情報システムとその使い方の将来像を共有化する。
  2. 現状のモデルを検討しイメージ化する。
  3. フレームAからフレームBへの転換する流れを仮説にしたがって実証する。
  4. 成功例がないかどうか探し当てる。

<具体的議論>

形式
ナビゲータ

・田口 潤

・山田博英

アールワークス監査役
1965年早稲田大学工学部電気通信学科卒。65年 東芝(当時・東京芝浦電気)入社。71年イリノイ大学コンピュータサイエンス修士過程卒。73年 日本CDC入社。1985年グールドエレクトロニックス・ジャパン入社。89年 日本サンマイクロシステムズ入社、98年アステック入社。2005年アールワークスに転籍。
スケジュール

<第1フェーズ>

第1回 5月13日(火) 17:00 -19:00
第2回 6月
第3回 7月
第4回 9月