日本企業や日本人は、新しい技術の開発、洗練や、モノづくりの 効率化など、いい方は悪いが"ハウツーもの"に専念し、国内で のし烈な競争を通じて国際的な競争力を確保してきました。製造輸出立国のもと、政府、製造業、公共事業、地方行政といった中核システムを通じて、中央経済から地方経済にまんべんなく富が行き渡る構造が、その成果です。
しかし、今日では地球全体のネットワーク化の進行で、コミュニ ケーションや情報流通が組織だけでなく国境をも越える、いわゆる"情報のフラット化"が進んでいます。
諸外国は、90年代中ごろから、この新しいパラダイムへ向けて動いてきましたが、日本社会システムはいまだ、その流れに乗っておらず、旧来からの強さが制度疲労を起こしているようにみえます。
この事実を端的に示しているのが、情報システムのあり方やその使い方でしょう。未だに個別業務の合理化、効率化の域を出ておらず、情報システム、あるいは情報技術がもたらすはずの、本質的な情報活用の高度化やコミュニケーション力の拡大といった果実を享受している企業や組織、人はほとんどいないと言っても過言ではありません。
リアルタイムのオンライン情報群を「情報の海」と呼ぶなら、誰もが時間、空間を超えて情報の海から必要な情報を入手できる時代には、横方向へのコミュニケーションは非効率であるとした従来の縦型コミュニケーションの仕組から決別し、現場の、組織フレームを超えた自律的、自発的な視点による横へのコミュニケーションを育む組織運営へと転換する必要があります。
本研究会では新しい社会の流れに対応するための;
について、フレームモデルを用いて検討し、現状をそこへ持ってゆくための道筋を探求する。
関連URL
「ビジネスモデルを考えるにあたって」(山田博英氏講演録)
フレームモデル
<具体的議論>
・田口 潤
・山田博英
<第1フェーズ>
| 第1回 | 5月13日(火) | 17:00 -19:00 |
| 第2回 | 6月 | |
| 第3回 | 7月 | |
| 第4回 | 9月 |